酔っぱらい蟹(醉蟹)

1216_2

                                 

                         

                         

                           

                       

                           

                       

                          

                    

                          

                                   

                                                                          

                                                              

 上海蟹のメスをアルコール度数の高い白酒(パイチュウ)や紹興酒に、茴香や丁字などの薬味とともに漬け込んだもので、1週間くらい漬け込むと食べ頃になります。

 上海蟹といえば、この醉蟹(ツイシエ)も定番メニューのひとつで、蒸し蟹では味わえないトロトロになったカニミソと身は独特の味わいです。

 ところで、蟹の周りに菊の花が散りばめられていますが、これは上海蟹は菊の花の咲く頃が一番おいしいという意味で、上海蟹に菊の花は付き物となっています。菊の花は日本でも食べられますが、効能としては肝臓の熱を冷まして、目の充血などに良いほか、疏散風熱作用があり、人にうつるようなかぜの初期に効果が期待できます。

 

 

関連記事

  1. 白ネギの和えそば

  2. 髪菜とフカヒレのスープ

  3. 2種のアスパラと干し貝柱あんかけ

  4. 豌豆黄(ワンドウファン)

  5. カラコール貝の前菜

  6. 豚ヒレ肉と野菜の四川炒め