サツマイモと天津甘栗の黒米餅巻き

 結構、手の込んだ甜品(デザート)です。サツマイモと天津甘栗をペースト状にしたものを餡にして、黒米の粉で出来たクレープ状の皮で捲いて、周りにココナッツフレークがかけられています。

 ココナッツ(椰子)の薬膳的な効能に関しては、「清熱解渇」=体内の余分な熱を冷まして、のどの渇きを止めるという効能以外に、「補虚駆虫」=胃腸のエネルギーを高めるとともに、おなかの寄生虫を除くという作用があるとされています。

 また、栗やサツマイモにも健脾益気作用、即ち胃腸の機能を高めて、身体のエネルギー(「気」)を高めるという作用があり、このメニューはトータルで考えても、滋養強壮的な一品といえます。

 漢方の考え方では、「気」のエネルギーの根源は「腎」にあるとされていますが、普通は胃腸のもっている「気」のエネルギーを最も重視しますので、胃腸の機能を高める作用があるということは、「気」のエネルギーを高める作用があるということになります。(反対に言うと、胃腸の機能低下を招くような、冷たいものや刺激物は、単に胃腸の調子が悪くなるだけでなく、気力そのものも低下させてしまうことになりますし、気力が低下すると、これからの季節ですと、まず風邪を引きやすくなると言えます。)

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