三度豆、牛肉、桜エビの醤油炒め

130430_4  今の時期は駿河湾の桜エビが旬を迎えます。生の桜エビは、歯触りも良く、乾物にはない風味があります。

 桜エビは、水深200~300mに生息しており、一般に食べられるようになったのは意外と新しく、明治以降のことだそうです。更に、地元以外で生の桜エビが食べられるようになったのは、最近になってからのことだと思います。

 ところで、三度豆とは一年に三度収穫できるという意味ですが、地域によって異なる豆を三度豆と呼ぶようです。大阪では、写真のインゲン豆を三度豆と呼ぶことが多いように思いますが、関西ではフジ豆のことをインゲン豆と呼ぶとか、豆類の呼称は地方によってバラバラのようです。

 因みに、フジ豆の成熟した種子を乾燥させたものは白扁豆という生薬で、一般的には胃腸の機能を高める働きがあるとされていますが、特に蒸し暑い時期におなかの調子が悪くなる人に良いとされています。

 

  

 

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