合鴨のハツ

Photo_73  合鴨の心臓です。合鴨はカモとアヒルを掛け合わせたものですが、もともとアヒルはカモを家畜化したものです。漢字で書けば、真鴨(マガモ)は「野鴨」でアヒルは「家鴨」となりますが、単に「鴨」と言えば中国では「家鴨=アヒル」となります。

 以前に、おそば屋さんの鴨ナンバなどの鴨肉にアヒルの肉が使われているとして話題になったことがありますが、アヒルも鴨に違いはありません。アヒルは身と皮は北京ダックなど食用にされるほか、卵はピータンに加工され、その羽毛も羽毛布団やダウンジャケットに使われます。

 尚、中国では重陽節(旧暦の9月9日:奇数は陰陽の陽で、陽数の最大の9が重なる日。五節句のひとつ)からアヒルがおいしくなるとされています。

 

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