キノコと貝柱、菊の花の和えもの

1002  今日は旧暦の九月九日です、といってもピンと来る方は少ないと思いますが、五節句のひとつである重陽節です。

 ”重陽”とは、数字を陰陽で言うと“陽”にあたる奇数の中の最大の数字である九が重なっていることを指しており、中国では紀元前の戦国春秋時代には既にこの日を祝う風習があったそうです。

 別名を、菊の節句とも呼ぶように、昔の中国では、この日に菊の花を浮かべたお酒を飲んで不老長寿を願ったり、高いところに登って親や先祖のことを思い浮かべるという風習があったそうです。

 さて、菊の花は、日本では東北地方などで食用にする習慣がありますが、漢方では野菊などの花を乾燥させたものを、目の充血やイライラを抑える目的で用いられ、かすみ目や疲れ目に用いられる杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)などに配合されています。

 因みに菊の花と言えば、上海蟹がおいしくなる季節であり、上海蟹料理には菊の花がつきものです。また、重陽節を過ぎると鴨(家鴨=アヒル)が、おいしくなるとされ、ペキンダックもこれからが、シーズンインとなります。

 

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