西瓜と金糸瓜のスープ

Photo  金糸瓜とは錦糸瓜とも書きますが、別名をそうめんかぼちゃとも呼ばれます。実の部分がそうめんのような糸状になるのが特徴で、ズッキーニなどと同じペポカボチャの仲間で、日本には19世紀に中国から渡ってきたそうです。

 写真のスープは、その金糸瓜と西瓜が入っており、冷製のようにも見えますが、鶏湯ベースの熱いスープです。

 西瓜を熱い状態で食べることに違和感を感じる方は多いと思いますが、瓜類は熱い状態で食べてもからだの余分な熱を冷ますという薬膳的効能がありますので、それを更に冷やして食べるのは健康には良くないとされています。

 特に、冷たい前菜に続いて出てくるスープは、ここでおなかを温めておいて、これから出てくる主菜の消化吸収を助ける役割がありますので、夏であろうと温かいスープが基本になります(胃腸を冷やすことは、消化酵素の活性が低下することで食品に含まれる栄養素の消化吸収に支障をきたします)。

 ところで、西瓜には体にこもった余分な熱を冷ます作用の他に、強い利尿作用があり、特に果汁を煮詰めたもの(西瓜糖)は、昔から尿が出にくいとか排尿痛に効く民間薬として用いられてきました。また、最近では西瓜に含まれるシトルリンというアミノ酸に血液サラサラ効果や疲労回復作用などがあるとして注目されています。

関連記事

  1. 八宝辣醤(パーパオラージャン)

  2. 牡蛎のフライと白菜のトロトロ煮込み

  3. ゴーヤーのアイス

  4. ワタリガニと春雨の煮込み

  5. 甜葱炒金柑野鴨片

  6. サザエの白腐乳和え