そうめんかぼちゃと毛蟹のスープ

Photo_4  そうめんかぼちゃは、実の部分がそうめんのように糸状にほぐれることからそう呼ばれています。見た目が瓜のようなのでそうめん瓜とも呼ばれますが、ズッキーニなどと同じペポカボチャの一種で、日本には19世紀に中国から渡ってきたそうで、現在では岡山県などで栽培されています。

 食感もかぼちゃと言うより、瓜を細く切ったような感じですが、瓜のような青臭さもなく、薬膳的には瓜は体の余分な熱を冷ます作用があり、かぼちゃは胃腸の機能を高める作用が中心になります(もっとも植物学的にはかぼちゃも「ウリ科」に属します)。

 さて、毛蟹は意外にも今の時期がよく身が詰まっていて旬だそうで、カニミソも上海蟹のようなコクはありませんが、あっさりとした味で夏向きと言えるかも知れません。

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