あわびの肝の炒飯

0916 アワビの肝(きも)を裏ごししたものが入った炒飯です。

 アワビに限らず新鮮な肝(きも)~アンコウやカワハギの肝などから豚や牛のレバー~は、滋味豊かでおいしいものです(厳密に言うとアワビの肝は肝臓ではなく、中腸腺と呼ばれるもので、肝臓と膵臓の機能をあわせもっているようです)。

 漢方理論でも、“肝”は、からだの各組織や臓腑に潤いと栄養を運ぶ“血”の塊とされており、栄養豊富であることは間違い有りません。

 また、五臓六腑の“肝”といえば自律神経系と関連し、目とつながっているとされていますので、イライラする方や目の疲れや充血が気になる方は“肝”に問題があることが多いです。更に、“肝”は“魂”の宿るところとされています。よく“肝(きも)ったま”が大きいとか小さいとか言いますが、“肝っ玉”は当て字で、本来は“肝っ魂”です

 

 

関連記事

  1. 蝦餃(ハーカゥ:海老蒸し餃子)

  2. エビと赤茄子の土鍋煮込み

  3. 鮎と淮山、金華ハム、唐墨のはさみ揚げ

  4. 蟹粉豆苗

  5. 白菜と栗の煮込み サフラン風味

  6. 牡蠣の唐辛子炒め