赤魚とキノコのシンガポール式焼き煮

Photo (引き続き「筑紫樓」さんのメニューより)

 赤魚というのは、メバルの仲間で体が赤いものを指すそうです。

 何故にシンガポール式なのかはお店に聞くのを忘れましたが、煮込みのタレが結構、エスニックな味に仕上がっており、沙茶醤(サーチャージャン)などが使われているからかもしれません。

 沙茶醤はインドネシアの焼き鳥~サテーに使われるタレを模したもので、干しエビや魚の干物と香辛料を合わせて作られます。東南アジアに多い、福建や潮州の人達がインドネシアから逆輸入したもので、エビやカニなどの魚介類の煮込み料理などによく使われます。

 ところで、漢方理論では、エスニック系に限らず、香辛料が大好きという方は、気詰まりをおこしている~簡単に言えばストレスフルな状態にある傾向にあり、香りの強いのが苦手という方は「気」のエネルギーが少ない傾向にあります。

 

関連記事

  1. 穴子の中国醤油煮込みの冷菜

  2. 清湯水果

  3. 豆板鶏丁(地鶏の豆板醤炒め)

  4. 蒜焼甲魚

  5. 淮山入り蒸しスープ

  6. アサリと豚肉、春野菜の炒め物