割包扣肉

728

(中国菜 香味さんのメニューから)

 左のお皿に載っている豚バラ肉(一度蒸してから揚げてあります)を右側のピタパン(中東で主に食べられる中が空洞になったパン)に挟んで、白ネギやキュウリなどとともに食べるもので、甜麺醤ベースの味噌とマヨネーズが添えられています。

 ところで、最近輸入小麦の値上がりから食パンなどが値上がりして、日本国内のお米の消費量が増加傾向にあるそうで、健康面から考えても喜ばしいことだと思います。栄養学から言うと、食パンもお米(ご飯)もデンプン質の主食となりますが、ご飯かパンかは食生活全般に大きく影響します。

 パンとご飯では水分の含有量が大きく違うために、パンを主食とする時はどうしてもスープやバターを始めとした脂肪分がないとのどが通りにくく、必然的に副食の傾向も変わります。要するに、高脂肪、高カロリーになるわけですが、例えカロリーオーバーでなくとも先祖代々そういった食事をしてきた民族と、そうではない日本人では口に入ってからの消化吸収や栄養物の代謝が違ってきます(先祖代々食べ慣れないものを食べることは胃腸にかなりの負担となると言うことです)。

 特に輸入小麦の場合は、輸入過程で様々な薬品が使用されていますので、それらを原料としたものを「主食」とするのはお勧めできません。

 

関連記事

  1. 白菜の干し貝柱スープ煮込み

  2. 鴨の舌の前菜

  3. キノコと貝柱、菊の花の和えもの

  4. アイナメと黄ニラの炒めもの

  5. 藕粉と蓮の実の甜品

  6. 車海老と新ショウガ、黄ニラ炒め