媽媽茄子

Photo_18 (引き続き、「大陸風」さんのメニューから)

 これは、中国の東北地方の家庭料理のようですが、「媽媽(マーマー)とは、中国語で「ママ」即ち母親のことです。丸い鉄板の上に醤油ベースの味付けをされた細切りの茄子が敷かれており、その上に万能ネギと香菜がたっぷりまぶされています。また、真ん中には魚香肉絲が載せられており、これらを混ぜ合わせて頂きました。

 さて、好き嫌いの分かれる香菜ですが、名前の通り香りが強いのが特徴ですが、「香り」は気の流れを良くしてくれます。特に梅雨時は湿気の影響で「気」の流れが滞りがちになって、体がだるい、食欲がない、といた事になりやすいのですが、こういった時に香菜のような香味野菜を摂ると「気」の流れが良くなって、これらの症状が和らぎます。

 漢方薬でも「気」を流す作用のある生薬は香りがよいものが多く、中でも究極と言えるのが麝香です。昔から「気つけ」薬といわれるものには麝香が配合されており、微量でも速やかに「気」の流れを良くする作用があります。因みに、「香り」で「気」が動くというのは、香水のにおいで気持ちが良くなるというのも同じ事で、西洋のアロマテラピーなどと通じる部分もありますが、漢方で「気」の流れが良くなると言った場合は、リラクゼーション効果だけでなく、体の機能が良くなるという意味もあります。

 

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