清蒸牡蛎

201010  釧路産の大振りのカキを蒸してあります(蒸してから熱した油と醤油がかけられます)。

 カキは、海のミルクとも呼ばれ、亜鉛をはじめミネラル類が豊富なことで知られていますが、明の時代の本草綱目にも、その効能として滋養強壮作用のほか、お酒を飲んだ時のほてりを抑えるとか、お肌が美しくなり顔色が良くなるなどの美容効果もあると記されています。

 現代では、カキが眼精疲労や不眠、不妊症、口内炎などに有効であるとする科学的なデータもあり、ミネラル不足の現代人にはお勧めの食材です。また、カキの殻は生薬としても用いられ、“鎮驚安神”~精神を安定させる作用があるとされています。

関連記事

  1. ホタテと金針菜炒め

  2. あわびの蒸しもの

  3. カラコール貝の香料煮

  4. 紅焼潮州魚翅

  5. 花クラゲの胡麻、唐辛子和え

  6. ツブ貝と百合根、銀杏の炒めもの