泡菜

 今日は、東京のとある中華風居酒屋のメニューから「泡菜(パオツァイ)」です。

 泡菜は、四川省の漬物ですが、基本的には野菜を乾かした後、塩水につけて放置しておくだけで出来る乳酸菌発酵のシンプルな漬物です(ドイツのキャベツの漬物であるザワークラウトに似ています)。

 最近の研究によると、乳酸菌は整腸作用だけでなく花粉症などにも有効とされ、免疫力にも深く関わっていると言うことが実証されつつあります。

 ところで、乳酸菌といえばヨーグルトを連想される方が多いですが、日本の食品でも漬物、味噌、醤油、日本酒などは総て乳酸発酵食品です。更に言えば、乳酸菌そのものだけでなく乳酸菌の「死骸」や乳酸菌が生成する様々な物質も人間の健康に貢献していることが分かってきています。

関連記事

  1. 紅焼蹄膀(ホンシャオティバン)

  2. 沙律蝦球

  3. 梨とハトムギのコンポート

  4. 髪菜と干し牡蛎のスープ

  5. 紅茶のアイス

  6. かぼちゃのお粥