蒸し鶏の唐辛子ソース

 見るからに辛そうですが、実際にすごく辛かったです。ところで、味について、漢方では「辛」「甘」「酸」「苦」「鹹」の五つを挙げており、それぞれ特有の作用があるとされています。

 中でも「辛い」という味には、「発散」とか「行気=「気」の巡りを良くする」作用があって、ストレスなどで滞った「気」の流れを良くしてくれる働きがあります。よって、ストレスを抱えている方は無意識に唐辛子などを好むようになる傾向が見られます。

 ただし、唐辛子やタバスコは刺激性が強く、胃の粘膜を傷つけやすい事と、英語でも「HOT」というくらいで、体内に余分な熱がこもりやすくなります。ですから、普段から胃の調子が良くない方やのぼせ症の方は、唐辛子類の取りすぎは良くありません。

 この様な方には、漢方理論で「辛い」という味に分類され、気の流れを良くする働きがあって、尚かつ刺激性も少ない「薄荷(はっか)」や「紫蘇」をお勧めします。

 ガムやキャンディーにミント類などがよく使われていますが、これらのミント類は、口の中の清涼感を増すだけでなく漢方的には気の流れを良くしてくれる作用があると考えられますので、唐辛子などの過剰摂取で胃の調子を悪くしたり、熱がこもって肌荒れを起こしてしまったりしている方には、唐辛子の代用品としてミントの入ったキャンディーなどをお勧めします。

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