ホタルイカの和え麺

 富山湾ではホタルイカ漁が最盛期を迎えています。普段200?400mの深さにいるホタルイカが産卵のため海面近くに上がってきたところを網ですくうそうですが、その際、蛍光を発する様は幻想的で、ホタルイカを見物するための観光船などもあるようです。

 この和え麺はホタルイカを内臓ごと細かく刻んだものを醤油ベースのタレで麺と和えたものですが、ホタルイカの内臓からでた旨味と醤油の風味が合っていまいました。

 ところで、日本で独自の発展をとげた「ラーメン」に関して、テレビなんか見ていると有名店はスープに相当なこだわりを持っていますが、中華では湯麺にしろ和え麺にしろ、麺類に関しては特別なスープを用意すると言うことはあまり聞いたことがありません。

 最近、上海などでは日本から進出した豚骨ラーメンが人気を集めているそうですが、もともとスープそのものを重要視する中華において、そういった日本のラーメンが人気を集めているというのは納得できるところです。

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