魚肚の煮込み

130930 魚肚(ユィドゥ)とはイシモチなどの魚の浮き袋を乾燥させたもので、中華料理ではアワビ、ナマコ、フカヒレと並んで四大海味の一つに数えられる高級食材です。

 フカヒレと同じく、そのもの自体には味はなく、ゼラチン質のかたまりのようなもので別名を花膠(ファーガオ)とも呼ばれます。

 薬膳的な効能としては補腎=老化予防、滋養強壮作用です。中国では、「冬令進補、春天打虎」という言葉があって、冬の寒い時期に栄養を補充しておくと春になれば虎をも打ち負かすことが出来るという意味ですが、冬の養生法としては活動期である春に備えて滋養作用のあるものを食べるのが良いとされています。そういった意味では魚肚はぴったりの食材です。

 ただし、こういった栄養の濃い食べ物はそれを受け入れる側にもそれなりの消化吸収力が要求されますので、胃腸機能がしっかりしていることが条件で、そうでない人は胃腸の調子を整えることが先決問題になります。また、胃腸機能よりも更に重要なことは夜ぐっすり眠るということで、睡眠状態に問題がある場合は、まず睡眠の質を改善することが養生する上で最優先項目になります。

 

 

 

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