空心菜と鹹蛋、皮蛋炒め

120809  鹹蛋(シェンタン)も皮蛋(ピータン)も元はアヒルの卵ですが、加工方法が違います。鹹蛋は塩漬け、皮蛋は石灰などを用いて強アルカリ性の条件下で熟成させたものです。

 アヒルの卵は、鶏卵ほどおいしくない上に、加熱しても白身が固まりにくい特性があって、このような加工方法があみ出されたものと思います。

 また、アヒルは肉も卵も鶏と違って、どちらかというと温める作用よりも余分な熱を冷ますような働きがあるのが特徴で、皮蛋に加工してもその作用は変わらないとされています。よって体質的に熱がこもりやすい方や、ストレスやお酒で肝に熱がこもっている方には適した食材といえます。

 

 

 

関連記事

  1. 上海蟹味噌とフカヒレ

  2. 蜆介炸魚丸

  3. 茄子の冷製 青唐辛子ソース

  4. 棒々鶏

  5. 紅芯大根の大根餅

  6. 鶏もも肉のパリパリ揚げ