毛蟹の芙蓉仕立て

201009  日本中華(?)でフーヨーハイ(芙蓉蟹)と呼ばれるのは、かにの身をタマゴでとじたものを指しますが、もともと“芙蓉”とは、蓮の花のことで、卵白だけを使います。

 写真は、毛蟹の身が使われ、海胆(うに)がトッピングされています。

 ところで、薬膳的には、海胆には「補腎平喘」作用があるとされ、老化や過労により誘発される喘息に効果があるとされています。

 人間の呼吸は、肺が呼気、腎は吸気をコントロールするとされ、老化や過労で腎が弱ることで呼吸に影響が出る(慢性化すると喘息)ことになっていますが、肺は乾燥に弱く、腎は冷えに弱いことから、秋から冬にかけて咳き込みやすいという方にはお勧めの食材です。

 

関連記事

  1. 豆板鶏丁(地鶏の豆板醤炒め)

  2. 柿とクラゲのゴマソース和え

  3. 豚肉とササゲ、西瓜の泡菜の炒めもの

  4. ワカサギのフライの香料和え

  5. 淮山入り蒸しスープ

  6. 鶏の唐揚げ、山査子ソース