湖南風魚の蒸しもの

0916_3  魚の蒸しものに関しては、中国各地で様々なバリエーションがあります。広東式にしろ上海式にしろ基本は醤油ベースですが、“四川人は辛いのをおそれないが、湖南人は辛くないのをおそれる”と言われるほど辛い物に満ちている湖南料理では、写真のようにたっぷりの唐辛子(本場では黄色い唐辛子が使われます)を使ったピリ辛風になっています(写真はカンパチですが、海のない湖南では、現地で“大頭魚”と呼ばれる淡水魚を使ったものが名物になっています。また、現地では日本人の感覚ではピリ辛の域を遙かに超えて激辛そのものです)。

 ところで日本でも辛い物好きの方は多いですが、薬膳的に見た場合、辛いという味には発散という意味があるので、ストレスで気詰まり(漢方では気滞といいます)状態の方は無意識に辛いものを欲するようになる傾向があります。

 また、反対に辛いものや香りの強い食材や香水が苦手という方は、気虚と言って、“気”のエネルギーが不足している事が多く、基本的に胃腸の機能が低下している事が多いです。

 

 

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