イワシの香料煮

Photo_61  イワシはちりめんじゃこ、煮干し、めざしなど日本人の食生活とは切っても切れない魚です。

 あまりにも庶民的な魚である事と、漢字では鰯と書くように腐りやすいことから魚の臭いが苦手という方からは敬遠されやすいのですが、栄養的には魚類の中でもカルシウムと血液サラサラ成分のEPAの含有量は群を抜いており、お勧めの食材です。

 また、現代ならではのイワシをお勧めする理由として、食物連鎖の下位にあるイワシは重金属や環境ホルモンなどが濃縮していないことも挙げられます(イワシなどを食べまくっている大型の回遊性の魚ほど、これら汚染物質が濃厚に含まれています〜特にトロなどの脂身に)。

 ついでに言っておきますが、知らず知らずのうちに口に入る有害な物質から身を守る最も簡単な方法は、よく噛んで食べると言うことです。よく噛むことで唾液の分泌が促進されますが、唾液中にはペルオキシダーゼという酵素が存在し、発ガン物質を無毒化する働きのあることが分かっています(→「よくかんで食べるメリット」参照)。

 

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