炸醤麺

Photo_13 (「大陸風」さんのメニューより)

 日本では「じゃーじゃーめん」とも呼ばれますが、炸醤麺(ザオジャンミェン)です。基本的には熱い麺ですが、写真は夏らしく涼麺仕立てになっていました。尤も、中国では夏でも熱い麺を使うとは思いますが・・・

 そういえば先日、日本に来られている中国のお医者さんと話しをしていて、日本人の食生活についてどう思いますかと質問したところ、真っ先におっしゃったのが、食堂やレストランに行くとまず氷の入った冷たい水が出てくるのに驚いたそうです。

 別にその水がタダだということに驚いたのではなく、これから食事をするにあたって、わざわざ胃腸を冷やすというのが信じられなかったそうです。胃腸が食べ物を消化吸収してはじめて人間は生きていくことが出来るわけで、胃腸の消化力も吸収力も熱エネルギーが必要なのに、食事の前に胃を冷やすというのが当たり前のように行われているのに驚いたそうです。

 日本でも「冷たいもの」をとりすぎるのは体に良くないと言いますが、そもそも「冷たいもの」とは人間の胃腸の温度より低い温度のものであって、現代人のように氷水や冷蔵庫から出したものをそのまま飲んだり食べたりというのは、人類史上かつてない経験であり、人間の体はそれに耐えられないと思いますし、日本人の体温がどんどん下がっているという報告もうなずけます。

 また、体温とか熱エネルギーは、漢方では「気」のエネルギーであり、気力や免疫力と同じですので、冷たいもののとりすぎはおなかをこわしたり、栄養物の消化吸収に支障をきたすだけでなく、長い目で見ると免疫異常にもつながります(実際、漢方の立場からすると天気予報で花粉情報が流れるほど、日本人に花粉症が増えたのは飲食の不摂生が原因です)。

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