蒸し岩牡蛎の冷製

 牡蛎(かき)はRの付く月には食べてはいけないと言われますが、岩牡蛎だけは例外です。

 牡蛎は海のミルクとも呼ばれるほど、栄養豊富なことで知られていますが、タウリン、グリコーゲン、亜鉛などが特に豊富です。

 また、牡蛎の殻を塩抜きして乾燥させたものは生薬でボレイ(漢字では「牡蛎」)と呼ばれ、神経を鎮める作用があります。

 ところで、牡蛎の「牡」とは「オス」の事ですが、産卵期の前まではすべて「中性」で、その後栄養が豊富な個体が雌に、そうでないものが雄(牡)になっていくそうです(産卵後は、また総ての個体が中性化します)。

関連記事

  1. 白身魚の甘酢あんかけ四川山椒風味

  2. 鮮蝦焼賣皇

  3. 花クラゲの胡麻、唐辛子和え

  4. 穴子の煮こごり

  5. 土鍋ご飯(牛バラ肉と大根、芥蘭添え)

  6. 毛蟹と鱧の肉団子煮込み