牛肉のオイスターソース炒め

 このメニューは最近ではよく見かけますが、もともとは古くから欧米の影響を受けてきた香港で始まったメニューだと思います。

 先日も書きましたが、中国ではもともと農耕用の牛の肉などを食用にはしてきましたが、最近まで食肉用の牛を飼うと言うことは殆どなかったので、牛の肉はスープのだしや、炒め物でも細切りやミンチ状にされるのが主でした。

 もっとも、漢方の世界では牛の胆石である牛黄(ごおう)は数千年前より最高の高貴薬として用いられてきた歴史があり、牛は霊的な動物であるという認識もあったようです。

関連記事

  1. 蟹黄獅子頭

  2. ウズラの肉団子の煎り焼き

  3. 木耳と青梗菜の玉子スープ

  4. 桃のプリン

  5. 琵琶湖の天然鰻と新ニンニク、ウズラ卵の土鍋煮込み

  6. 荷葉飯