蝦子海参(エビの卵とナマコの煮込み)

 昨日に続きまして、上海料理の名菜シリーズ第2弾、蝦子海参(シャァズハイシェン)です。乾燥ナマコ(海参)を何日もかけてもどしたものと、エビの卵(蝦子)を醤油味ベースで煮込んだものです。

 日本では、ナマコは生で酢の物や刺身で食べられますが、中華ではもっぱら乾燥ナマコが用いられ、最も品質の良いものは日本産で、昔から中国に輸出されていました。ナマコ以外でも干しアワビやフカヒレなども輸出されていましたが、高価であり、実際に貿易代金の決済にも使われたりしたことから、これらの乾物は特に乾貨とも称されています。(因みに江戸時代には、これらの乾貨の取引所は大阪の北浜にあり、今でも大阪証券取引所の近くに石碑が建っています)

 さて、ナマコは生の状態では90%以上が水分ですが、残りは殆どがコラーゲンからできています。その他、免疫を強化する働きのあるムコ多糖類や、高脂血症や動脈硬化の予防効果のあるサポニン類なども含まれています。

 ナマコ(海参)の漢方的な薬効としては、「補腎益精」「養血潤燥」となっており、老化予防、滋養強壮などのほか老化による頻尿や便の乾燥にも効果があります。(海参という言葉自体、の人ということから名付けられたものです)

  ところで、このblogもお陰様をもちまして、開設から1周年を迎えることが出来ました。近々、1周年を記念いたしましてスペシャル企画も考えております。今後とも、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

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