咸魚肉餅保仔飯

140530 咸魚(ハムユィ)とは、香港式くさやとも呼ばれる魚を発酵させたもので独特の香りと旨みがあります。

 写真はその咸魚と豚ミンチ肉を合わせたものを載せた釜飯です。お米は長細い香米とも称されるジャスミンライス(タイ米)が使われています。

 このタイ米特有の香りを嫌う人もいますが、確かに和食には合わないと思いますが、反対に中華やタイ料理には日本の米よりも合うと思います。

  日本ではお米=主食と料理=おかずに分けて、口の中でご飯とおかずを混ぜ合わせて味わう(口中調味)のが基本ですが、中華にしろ西洋料理にしろ、そういった習慣というか発想はあまりないようです。

 別の角度からは、日本人は胃腸が弱い人が多くて、これは気のエネルギーが少ない状態(気虚)であり、強い香りで気が動かされるのを嫌う(疲れる)ともいえます。反対に香りの強いものを好む方は、ストレスなどで気の流れが停滞しがちであるがゆえとも言えます。

 ただし、梅雨時は湿気の影響で気の流れが悪くなりやすいので、香りのある食材を摂る方が良いかもしれません。

 

関連記事

  1. 小芋の泡辣椒ソース

  2. 酢豚

  3. 西瓜の飾り彫り

  4. うずらのスープ

  5. 前菜の盛り合わせ~百合根

  6. フルーツトマトの甘酢漬け