夫妻肺片

140107_2 (大阪市西区 「中国菜 香山」さんのメニューから)

 四川料理の名菜、夫妻肺片です。四川の回族の夫婦が考案した牛の内臓~料理名には肺という字が使われてますが、元々は廃棄の廃という字で、レバーや心臓などの内臓~を辣油などの香辛料で味付けしたものです。煮込み料理のようにしたもののほか、写真のように前菜仕立てにしたものもあります。

 さて、この見るからに辛そうな料理を見て、“おいしそう”と思う方や日頃から辛いものが好きな方は、ストレスがたまっている可能性があります。

 特に、以前はそうではなかったけれど最近、急に辛いものが好きになったという方は要注意です。これは、ストレスの影響は気の巡りを滞らせるので、“発散”という作用がある辛いものを無意識に求めるためですが、あまり辛いものばかり摂っていると胃腸の粘膜に悪影響を及ぼしたりしますので要注意です。因みに、薬膳的には、気の巡りを良くするために薄荷(ミント)や香味野菜、柑橘類などを摂るのがよいとされています。

 

 

 

関連記事

  1. ジュンサイ、ハモ、加賀太胡瓜のすり流し

  2. ホワイトアスパラガスの前菜

  3. 米燻童鶏

  4. 琵琶湖の天然ウナギのニンニクソース

  5. 檸檬花生

  6. 黒クワイ餅の2色ソース