くらげと紅芯大根の和えもの

100121  明日14日は、日本ではバレンタインデー一色かもしれませんが、中国(及び中華文化圏)では最大のイベントである春節(旧正月)です。

 日本でも正月にはつきものの食材がいくつかありますが、北京などでは聖護院大根のような外見で、中が赤い紅芯大根が春節には欠かせない食材となっています。

 これは古くから、年が明けると生の紅芯大根をかじって口の中を清めるという風習があるためですが、もともと中国では赤い色(紅色)はおめでたい色とされていることも関係しているのかもしれません。因みに、中国のお年玉である「紅包:ホンパオ」も字の通り赤い袋に入れられるのが普通です(ついでに言えば、香港ドルの100ドル紙幣も人民元の100元紙幣も赤い色をしています)。

 また、紅芯大根は、外見は白くても中は赤いことから別名を心里美(シンリィメイ)と呼ばれ、直訳すれば心根が美しいという意味になります。

 

関連記事

  1. 鴨肉と下仁田ネギの醤油炒め

  2. 海鮮の香檳茶蒸し

  3. サルボウ貝のニンニク醤油漬け

  4. 髪菜とフカヒレのスープ

  5. 牛ハラミ肉と大根餅の辛味噌炒め

  6. 地鶏と栗の蓮の葉蒸し