酒醸湯圓

Photo  酒醸(チュウニャン)とは、糯米に米麹などを作用させてつくられる甘い調味料で、日本の甘酒に似たものです(みりんと日本酒をたして2で割ったような味とも言えます)。

 エビチリなどの辛い料理の隠し味や、上海料理などでは砂糖の代わりに使われたりもします。

 写真は、その酒醸をお湯でのばしたものに黒胡麻餡の白玉団子が入っています。また、白玉団子に載っているのは金木犀(きんもくせい)の花のジャム=桂花醤(クイフヮージャン)で、上海や香港でよく見かけるデザートです。

 アルコール分は殆ど感じられませんが、身体が温まる一品です。身体が温まると言えば、人間の腸内発酵、それも善玉菌による発酵はおなかを温めます。酒醸や味噌などの発酵食品は、含まれる栄養素も発酵により吸収しやすくなると言われますが、おそらく腸内の善玉菌にもなんらかの好影響を与えると思います(近年の研究では、乳酸菌は生菌の状態でなく死菌であっても腸内細菌バランスをよくして免疫力を高めることが確かめられています)。反対に言うと、おなかを冷やすと悪玉菌が活発になって善玉菌が減少して、便通の異常だけでなく、免疫力にも悪影響を及ぼします。

 特に、まだ寒さの残るこの時期に花粉症で鼻水がダラダラでる方は、冬でもビールとか冷蔵庫から出したての飲み物をよく飲んでいるという方が圧倒的に多く見受けられますが、そういった生活習慣こそが免疫を乱してアレルギー(花粉症)を発症しているわけです。

 

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