オコゼの揚げもの

0527_2

(引き続き、大阪のホテルの中華)

 オコゼ(オニオコゼ)の白身を揚げたものに醤油ベースのタレがかけられています。オコゼ(漢字では「虎魚」:中国語も同じ)は、見た目はグロテスクですが、夏のフグと称されるくらい弾力に富んだ白身が特徴です。また、栄養学的にも高タンパク低脂肪で、ビタミンB12が豊富だそうです。

 背びれに毒があり、可食部が少ないことで、鮮度の良いものは比較的高価ですが、最近は冷凍の輸入物も入ってきているようです。香港など南の方には、ダルマオニオコゼ(現地では「石頭魚」とよばれていたように記憶しています)と言って、間違っても姿蒸しには向かないような不気味な面構えのオコゼの仲間がいますが、現地でも唐揚げでいただいた覚えがあります。

 

 

関連記事

  1. マンゴープリン

  2. えびとブロッコリーの豆板醤炒め

  3. あわびの肝の炒飯

  4. 新タケノコと布豆腐のスープ

  5. あん肝の紅芯大根おろしかけ

  6. 水なすの酒醸漬け