ホタルイカと金時草/ 飲む目薬




 
金時草(きんじそう)は加賀野菜としても有名ですが、もともとは熱帯アジア原産のキク科の植物で、葉っぱの裏が金時イモのような紅色をしていることと、独特のぬめり感のある食感が特長です。

 ホタルイカは一般的なイカと違って、内臓ごと食べられるので、イカの内臓に多いビタミンAやEを豊富に摂ることができます。

週末topics~「飲む目薬」

 漢方の考え方では「肝は目に孔を開く」といわれ、「肝」の異常はよく目にあらわれます。また、特に春は「肝」の季節ですので春は特に目の症状が顕在化しやすい季節でもあります。

 特に肝臓は「血」のかたまりですので、十分な血液がない貧血気味の方や、お酒やストレスの影響で「肝」に熱がこもりやすい方は疲れ目に限らず、目の充血やドライアイなどになりやすいと考えらます。

 また、五行説では「肝」は「木」で、「腎」は「水」ですので、老化に伴って「腎」の働きが低下してくると、「水」不足から「木」が育たない、即ち目に十分な栄養が行かなくなって目の症状があらわれるという考え方もあります。

 いずれにしても漢方理論では、目は「肝」と「腎」がしっかりしていないと十分な機能を発揮できないということになっています。このため、かすみ目や疲れ目に最もよく用いられる「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」という処方は、漢方的には「肝」と「腎」の両方を補う薬味から構成されており「飲む目薬」としても有名です。

 また、別の角度からは、目の中にある血管というのは人体の中にある血管の中で最も細い為に、漢方で淤血(おけつ)と呼ばれる血液の流れの悪い状態や動脈硬化がすすんでくると、目に影響が出やすく、淤血体質の方はその改善も必要になってきます。

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