タラの白子の湯引き

  タラの白子は、その模様というか形が菊の花に似ていることから菊子とも呼ばれています。また、脳みその形にも見えますが、漢方的に言えば白子も脳も「精」という物質を多く含むところですので、老化予防効果が期待できます。

 中国では実際に、豚の脳みそや雀の脳みそは料理に使われ、特に雀の脳みそには不妊症に対して有効であると言われています。また、同じような部位としては、豚の脊髄なども用いられますが、いずれも強壮作用や老化予防に効果があるとされています。

 現代医学的にも、白子などにはプロタミンと呼ばれるタンパク質が含まれ、老化予防効果や免疫力向上作用のあることが確かめられており、漢方の「精」というものの概念を裏付けています。

 さて、「脳」というと漢方の概念では「髄之海」とされ、脊髄の髄質が詰まったものという考え方をします。また、「髄」というのは「精」という生命の根源物質が変化したもので、老化によって「精」は減少していきますので、老化→「精」の減少→骨がもろくなったり、脳の働きの低下ということになります。よって、「精」を補うことが老化予防につながる訳です。(因みに「精」を補う代表的な生薬は鹿茸(ろくじょう)です。)

 

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