青椒欖角魷魚

150731_2 青椒(チンジャオ)とはピーマンのことで、欖角とは橄欖(かんらん)というインドシナ半島原産の木の実を乾燥させたもので、魷魚はイカのことです。
 
 橄欖は日本にも江戸末期に移入され、オリーブのように実を生食したり種から油を絞ったりされていました。写真の黒く見えるものが橄欖を刻んだものです(実際に味もオリーブの実のような感じです)。
 
 欖角はビタミンCが豊富で、薬膳的な効能は生津止渇などで、乾燥性の咽の痛みなどによいとされています。
 
 さて、秋らしくなって空気が乾燥してくると、五臓の肺がダメージを受けやすくなります。五臓の肺は呼吸に関わる皮膚や鼻、のども含み、これらが乾燥してくることで肌荒れや鼻炎、空咳などの症状が発生しやすくなります。特にのどの粘膜の乾燥は、ちょっとしたホコリなどにも反応して咳が出やすくなりますが、咳は気管支から猛スピードで空気が流れてきて更にのどの粘膜がダメージを受けてしまい、このことが更に咳が出やすくなって・・・という悪循環に陥りがちです。
 
 このようなケースでは、西洋薬の咳止めは殆ど効果がなく、のどの粘膜を潤す作用のある潤肺糖漿という漢方のシロップ剤が有効です。特にカゼを引いた後、空咳だけがいつまでも
残るようなケースでも速効性があります。 
 
 
 
 
 

 

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