南乳とは腐乳の別称で、豆腐を塩水の中で麹菌で発酵させたものです。沖縄の豆腐ようも同じ系統のもので、麹菌の種類により写真のような紅色や白いもの等がありますが、肉料理には基本的に紅色のものが使われます。
暑い時期は食べ物の腐敗もすすみやすい上に、冷たい飲み物などでおなかが冷やされ、腸内環境が乱れやすくなります。腸内環境の乱れは栄養代謝だけでなく水分代謝や免疫力の低下の原因ともなりますが、発酵食品は腸内細菌バランスをよくして腸内環境を整えてくれますので、暑い時期には発酵食品を多めに摂ることが大事です。
涼瓜とは見ての通り苦瓜のことで、苦味は余分な熱をさます働きがあることから酷暑の時期にはふさわしい食材です。科学的にも活性酸素を除去する成分が豊富に含まれていることがわかっています。