筍と四万十の青のりの素揚げ

130314  筍が旬の季節を迎えました(旬という時は甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸の一巡り、即ち10日間を表し、一旬で草になるから草かんむりに旬で筍という字が出来ました)。

 この季節は筍に限らず、山菜などが出回りますが、共通するポイントは新芽ということです。

 陽気が高まると、大地から新芽が勢いよく伸びてきますが、これらの食材はそれだけ気のエネルギーが旺盛だととらえられています。これから活動的になってくる時に、それらの食材を摂ることは気のエネルギーの補充につながります。

 ただし、春は“木の芽時”といって、気の病が発生しやすい時期で、のぼせやふわふわ感、めまいのような症状も発生しやすくなります。特にストレスフルな方や、水分代謝に問題のある方に多く見受けられます。気が昇るというか、のぼせがちであったり血圧が上昇することでそうなる人もいますが、反対に気のエネルギーが少なくて、頭に気のエネルギーが十分に回らないというパターンもあります。

 後者の場合は血圧も低いことが多く、こういったケースでは気のエネルギーを補う作用のある食材が合っていそうですが、パワフルな食材というのはそれを食べる側にもそれなりのパワーが要求されますので、基本は穀物や芋、豆類で消化の良いものを摂るのが基本となります。

 

  

 

 

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