紅焼野猪肉

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 中国語で「猪」と書けば、日本でいう「豚」のことで、「野猪」とは野生のイノシシの事を指します。

 写真は、大分県の野生のイノシシのバラ肉で、普通の豚肉に比べて、見た目もワイルドで、特に脂身の味に力強さがあり、食材そのものの生命エネルギーが感じられる一品でした。

 漢方の考え方では人間は食べものから、“血”や“津液”、“精”といった物質的な栄養だけでなく、“気”のエネルギーも取り込むとされており、こういった食材を食べてみるとその意味がよく理解できます。ただし、いくら食材に気のエネルギーが豊富に含まれていても、受け取る側にもそれ相応のパワーが要求されますので、胃腸が弱い人などにとっては逆効果になるかも知れません。

 これは、栄養学だけで考えると、栄養豊富なものを食べれば食べるほど、体力もつきそうですが、実際は、胃腸が弱っていたり、もともと弱い人にとっては、そういったものを消化吸収するだけの力がなく、かえって身体に負担となるという意味です。

 今の季節ですと、風邪を引いて寝込んでいる時に、体力をつけようと肉などを食べる方が良いと思う方もいるかも知れませんが、これは大きな間違いで、風邪を引いた時などは、胃腸にできるだけ負担にならないような、消化が良く、温かいもの(お粥など)を食べるべきで、免疫力の発生源でもある胃腸に負担をかけるようなあぶらっこい食事は避けるべきです。

 

 

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