ナスと揚げ出し豆腐のあんかけご飯




 昨日に引き続いてナスの登場です。昨日は、ナスの紫色の色素には、ブルーベリーと同じくアントシアニンが含まれていると言うことを紹介しましたが、漢方的には、ナスの薬効として「清熱」、「止痛消炎」作用が挙げられています。

 ものの本によると、ナスには熱毒による腸管からの下血に有効であるとか、ナスの皮はイボに外用すると効果があると記されています。また、日本の古くからの民間療法でも、ナスのへたの黒焼きは歯槽膿漏や口内炎に用いられてきました。(現在でもナスのへたの黒焼きを配合した歯磨きが作られています)

 もうひとつ付け加えればナスの色素に含まれるナスニンという成分にはコレステロールを低下させる作用が認められており、ありふれた野菜ながらナスは健康野菜としてもっと評価されても良いと思います。

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