天然鰻とゴーヤーのトウチ炒め

201107 今日は、今回の土用期間中2度目の丑の日です。

 「土用の丑にうなぎ」は江戸時代に平賀源内が考案した鰻屋さんのキャッチコピーという説もありますが、「土用」っていつのことを指すのかご存じない方も多いと思います。

 そもそも、四季というのは、西洋的な発想であって、古(いにしえ)の中国で生まれた考え方~五行説は世の中のあらゆるものを5つに分けて考え、春、夏、秋、冬の四季のほかに土用という季節があるとされています。

 暦の上では、立春、立夏、立秋、立冬の各季節が始まる前の18日間前後が土用であり、年に4回訪れます。簡単に言えば季節の変わり目のことですが、特に今の時期の土用(立秋前の土用)が最も土用らしいとされ長夏とも称されます。

 尚、漢方理論では、季節の変わり目や湿度の高い時期(=土用)に体調を崩しやすい方は五行説の理論では脾胃=胃腸が弱いとなります。もっとも、この時期は体調を崩すほどでなくても、食欲がなくなったり胃腸の機能低下を招きやすいので、普段以上におなかを冷やさないなどの工夫が必要になります。

 因みに、現代でもっとも問題になるのは、冷たい飲み物をがぶ飲みする事で、人間が恒温動物である以上、体温より低い温度のものを飲むと、その水分を体温まで加熱した上で、排泄されるまで保温する必要があります。その余分なエネルギーの消耗が夏バテなどの原因にもつながります。

 暑さ対策の基本は、ゴーヤーや夏野菜など余分な熱を冷ます作用のあるものを摂ることが基本で、夏場に0℃近い飲み物を飲むというのは人類史上初のことであり、からだには相当な負担となると言うことです。

関連記事

  1. 元気ニンジンの冬菜蒸し

  2. 南煎丸子(肉団子の煎り焼き)

  3. 花わさびの布豆腐巻き

  4. サンマのスモーク、湯葉巻き

  5. 鮭の蒸しもの(清蒸三文魚)

  6. 上湯排翅