おいしい魚~和歌山

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 和歌山の新鮮なお魚です。和歌山駅前にあるこのお店は魚と器にこだわる事で有名なお店で、刺身も巨大な氷の上に載せられてました。

 刺身の種類は、コショウダイ、サワラ、カツオに氷山(?)の頂上には、中骨だけの太刀魚がとぐろを巻いている上に太刀魚の身が載せられています。

 太刀魚は夏が旬とされていますが、今時分の太刀魚はサイズも大きく脂がのって夏場よりもおいしくなります。特に、全国一の水揚げ量を誇る和歌山の太刀魚は絶品です。

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 氷の上でとぐろを巻いていた中骨は、一匹丸ごと揚げられて、骨せんべいとして後ほど出てきました。

 さすが太刀魚料理で名をあげたお店だけのことはあります。

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 ヒラメの煮付けです。これまた新鮮で、全く臭みは感じられませんでしたが、和歌山らしく梅干しが添えられていました。

 

 ところで、最近は若い世代の家庭で魚料理を作らなくなってきているそうです。理由は、生臭いとか、子どもが魚の骨を上手にむしれないとか様々だそうですが、家で料理をしなくなる傾向が強くなってきているようです。

 台所に包丁がない家庭があるという話は10年くらい前に話題になったような記憶がありますが、最近では台所のスペースがもったいないので物置に改造した若い夫婦の話や、食べ物は電気ポットと電子レンジがあれば殆ど事足りるのでヤカンや鍋が殆どないという家庭の話も耳にしました。

 中でも、今年聞いた話で最も衝撃的だったのは、家でお茶を入れることが出来ることを知らない若いお母さんの話です。つまり、お茶などはジュースやコーラのようにペットボトルで買ってくるものだと思っていたようですが、こういった話も10年もすれば誰も驚かなくなるような気がします。

 グルメだ何だの言っても、現代ほど食べ物や食べることが軽視されている時代は無いような気がします。外食やコンビニ弁当、冷凍食品や加工食品が氾濫し、あまりにも手軽に食事をすることが出来るようになったことが原因の一つだと思いますが、子どもの味覚が発達する時期(3才から9才)に、こういった加工食品に慣れてしまうと、決して本来の意味でおいしいとはいえない人工的な味にならされてしまって、食事自体に興味を示さなくなってしまうのではないかとさえ思います。更に、そうやって成長した子どもが親になったとき、家庭における食事はペットフードのようなものになっていくのではないかと危惧します。

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