砂鍋独圓



(「大陸風」のメニューより)

 土鍋(砂鍋(シャァグオ))一杯に広がる大きな肉団子と白菜の芯の部分をスープ煮込みにしたもので、このお店の名物料理だそうです。大きな肉団子の煮込みと言えば、その名も「獅子頭」という上海料理(揚州料理)が有名ですが、獅子頭の場合は、写真のようにスープに浮かんでいるというより、醤油煮込みしたものが一般的です。

 また、この肉団子、獅子頭よりもふんわりした食感で、「肉団子」というよりは「ムース」のようでした。またスープの部分は鶏のスープがベースだと思いますが、白菜の芯の部分の甘さと肉団子からの滋味も合わさって奥深い味でした。

 白菜は中国、特に北方ではメチャクチャポピュラーな野菜で、昔(といっても20年ほど前)、食糧の配給制の名残があった頃には、冬になると、各家庭ののきに白菜が山積みにされていました。また、白菜の一番おいしいところは、内側の白い部分で、芯に近いほど甘みがあります。薬膳的な効能は、胃腸の働きを良くするという事ですが、老人性の便秘などにも良いとされています。

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