木犀肉

 日本でも比較的、ポピュラーなメニューの「ムースーロゥ」です。漢字では、よく「木須肉」と書かれますが、正しくは「木犀肉」と書きます。「木犀」と書いて日本語ではモクセイと読み、キンモクセイの事を指しますが、炒めた玉子の色がキンモクセイの花の色を思わせることから、名付けられたものです。

 木犀肉は玉子と木耳(キクラゲ)、お肉を炒めたもので、写真の料理には入ってませんが、本来は金針菜が入っています。

 さて、キクラゲは、免疫力を高めてくれる益気作用とともに、涼血止血作用があり、血の熱を冷まして、痔の出血や高血圧などののぼせに効果があるとされています。

関連記事

  1. ピータンの花わさび添え

  2. もやしの湯葉捲き

  3. 赤魚とキノコのシンガポール式焼き煮

  4. マナガツオの素揚げ

  5. 桜エビの団子と泉州タマネギのスープ

  6. クエの蒸しもの