魚のすり身とジュンサイのスープ

130622_9 鶏湯ベースに白身の魚のすり身とジュンサイが入ったスープです。

 杭州料理の名菜“宋嫂魚羹”をアレンジしたものですが消化によい良質のたんぱく質やアミノ酸が豊富で夏ばて予防に最適のメニューです。

 特にジュンサイはぷりぷりした食感のムチン質が豊富で、胃腸の粘膜保護のみならずたんぱく質の消化を助ける作用もあります。

 今年は特に梅雨明け以降も湿度が高い状態が続いており、湿気に弱い胃腸の機能が低下している方が多く見受けられます(漢方理論では環境因子の中の湿気は五臓の脾、すなわち胃腸の機能をダイレクトに悪化させるとされています)。胃腸機能が低下すると食欲もわかなくなって、つい冷たいものを摂りがちになりますが、湿気とともに冷えは胃腸の機能を低下させます。

 胃腸は消化吸収や水分代謝だけでなく気力の主な発生源でもあり、湿気や冷えによって胃腸機能が低下すると、気力が低下します。いわゆる夏ばてと呼ばれる状態です。特に現代は昔と違って冷たすぎる飲食物があふれてますので、過剰に胃腸が冷やされやすくなっています。

 本来、食養生で言う“冷たい”とは温かくないものを指しており、別の表現では“冷(さ)めた”もの=“冷たいもの”です。時代劇などで冷や酒とか冷や飯と言っても冷蔵庫から出てくるわけではないのを見ればわかります。

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